こんにちは、管理人のぽんぽこです。
なんかの拍子に、ふと目にしたスティーブ・ジョブス(Steve Jobs)の言葉です。
スティーブ・ジョブズは2011年10月5日に膵神経内分泌腫瘍(膵臓がんの一種)で亡くなりましたので、もう、13年が経過しています。早いものですね。
あまりにも有名な方なので、説明の必要もないと思いますが、スティーブ・ジョブズが亡くなる前に残したという言葉が目に留まり、読んでみました。
涙が止まらなくなりました。
今更感はあるのですが、是非、このブログを訪れた方にも目にしていただきたいと思いまして、転記させていただきます。
読者が自身でかみしめていただきたいと思い、敢えて私のコメントは書かないことにしたいと思います。
じぶんの生き方を改めて考えてみるきっかけになればよいなと思います。
スティーブ・ジョブス最後の言葉
私は、ビジネスの世界で、成功の頂点に君臨した。
他の人の目には、私の人生は 成功の典型的な縮図に見えるだろう。
しかし、仕事を除くと喜びが少ない人生だった。 人生の終わりには、富など、 私が積み上げてきた人生の単なる事実でしかない。
病気でベッドに寝ていると、 人生が走馬灯のように思い出される。
私がずっとプライドを持っていたこと、 認証(認められること)や富は、 迫る死を目の前にして色あせていき、 何も意味をなさなくなっている。
この暗闇の中で、 生命維持装置のグリーンのライトが 点滅するのを見つめ、 機械的な音が耳に聞こえてくる。
神の息を感じる。 死がだんだんと近づいている。。。。
今やっと理解したことがある。
人生において 十分にやっていけるだけの富を積み上げた後は、 富とは関係のない他のことを追い求めた方が良い。
もっと大切な何か他のこと。
それは、人間関係や、芸術や、 または若い頃からの夢かもしれない。
終わりを知らない富の追求は、 人を歪ませてしまう。 私のようにね。
神は、誰もの心の中に、 富みによってもたらされた幻想ではなく、 愛を感じさせるための 「感覚」というものを与えてくださった。
私が勝ち得た富は、(私が死ぬ時に) 一緒に持っていけるものではない。私が持っていける物は、 愛情にあふれた思い出だけだ。
これこそが本当の豊かさであり、 あなたとずっと一緒にいてくれるもの、 あなたに力をあたえてくれるもの、 あなたの道を照らしてくれるものだ。
愛とは、何千マイルも超えて旅をする。
人生には限界はない。 行きたいところに行きなさい。 望むところまで高峰を登りなさい。
全てはあなたの心の中にある、 全てはあなたの手の中にあるのだから。
世の中で、一番犠牲を払うことになる 「ベッド(賭け)」は、 何か知っているかい? シックベッド(病床)だよ。
あなたのために、 ドライバーを誰か雇うこともできる。 お金を作ってもらうことも出来る。 だけれど、あなたの代わりに 病気になってくれる人は見つけることは出来ない。
物質的な物はなくなっても、また見つけられる。
しかし、一つだけ、なくなってしまっては、 再度見つけられない物がある。
人生だよ。命だよ。
手術室に入る時、その病人は、 まだ読み終えてない本が1冊あったことに気付くんだ。 「健康な生活を送る本」
あなたの人生がどのようなステージにあったとしても、 誰もが、いつか、人生の幕を閉じる日がやってくる。
あなたの家族のために愛情を大切にしてください。 あなたのパートーナーのために、 あなたの友人のために。
そして自分を丁寧に扱ってあげてください。
他の人を大切にしてください。
Steve Jobs Last Words before he died.
“I reached the pinnacle of success in the business world. In others’ eyes, my life is an epitome of success.
However, aside from work, I have little joy. In the end, wealth is only a fact of life that I am accustomed to.
At this moment, lying on the sick bed and recalling my whole life, I realize that all the recognition and wealth that I took so much pride in, have paled and become meaningless in the face of impending death.
In the darkness, I look at the green lights from the life supporting machines and hear the humming mechanical sounds, I can feel the breath of God and of death drawing closer…
Now I know, when we have accumulated sufficient wealth to last our lifetime, we should pursue other matters that are unrelated to wealth… Should be something that is more important:
Perhaps relationships, perhaps art, perhaps a dream from younger days …
Non-stop pursuing of wealth will only turn a person into a twisted being, just like me. God gave us the senses to let us feel the love in everyone’s heart, not the illusions brought about by wealth.
The wealth I have won in my life I cannot bring with me. What I can bring is only the memories precipitated by love.
That’s the true riches which will follow you, accompany you, giving you strength and light to go on. Love can travel a thousand miles. Life has no limit. Go where you want to go. Reach the height you want to reach. It is all in your heart and in your hands. What is the most expensive bed in the world? – “Sick bed” …
You can employ someone to drive the car for you, make money for you but you cannot have someone to bear the sickness for you.
Material things lost can be found. But there is one thing that can never be found when it is lost – “Life”.
When a person goes into the operating room, he will realize that there is one book that he has yet to finish reading – “Book of Healthy Life”.
Whichever stage in life we are at right now, with time, we will face the day when the curtain comes down. Treasure Love for your family, love for your spouse, love for your friends…
Treat yourself well.
Cherish others.
実は・・・
実は、スティーブ・ジョブスがこのような「最後の言葉」を残した記録はないそうです。
ですが、たとえスティーブ・ジョブスの言葉ではなかったとしても、人の人生が有限であり、金品ではない本当に価値のあるものは何かを改めて考えさせてくれるものだと思いました。
日々の暮らしの中では、物価が高くなって生活が大変とか、会社の上司から残業をおしつけられたりとか、夫と些細なことで言い合いになったりとか、株が下がって大損食らったとか、まぁ、まぁ、色々あります。
でも、本当に自分にとって大切なこととは何か、いつか死が訪れたとき、生きてきたことに感謝できるように生きていきたいと思います。
今年、友人が亡くなりました。そんなこともあり、まだ生かされている自分の人生を改めて考えさせられたわけなのです。
ぽんぽこも、時々読み直そうと思います。
そういえば、スティーブ・ジョブスという本の上下巻、買ってあったなー。買ったまま積読になってました。読もーっと。。。
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