こんにちは、管理人のぽんぽこです。
今、「民王R」というドラマが放映されています。自民党総裁選が終わり、衆院解散総選挙が続き、アメリカ大統領選と立て続けに選挙があるという絶妙のタイミングでのドラマ放映は、意図しているのかしていないのか?
いや、絶対考えているよなーと思うほどの、絶妙なタイミングでの放送ですよね。
このドラマは、人の中身が入れ替わるというぶっ飛んだストーリーではあるものの、色々社会問題への提起を含んだ内容になっているんじゃないかなーって思いながら楽しく見ています。
人によっては「うざい」と思っている人もいるようですけど。。。
11月11日は、衆議院本会議で総理大臣指名選挙が行われる日でした。そしてその選挙直前になって、国民民主党の玉木代表の不倫問題が噴出しました。
国民民主党の玉木代表の不倫発覚
2024年10月30日、玉木代表が不倫相手とされる女性とのデートの様子を週刊誌に撮影され、この問題が報じられました。不倫相手は元グラビアアイドルの女性です。
まぁ、選挙で大勝した後に浮かれてホテルに行ったっていのは、脇が甘いとしか言いようがないのですが。。。
玉木代表は、この報道に対して「自分の軽率な行動を反省している」と述べ、国民民主党の両院議員総会で「個人的な問題で党や国民に迷惑をかけたことを深くお詫び申し上げる」と謝罪。
しかし、玉木代表には両院議員総会では彼のリーダーシップを支持する意見が多く寄せられ、引き続き党の代表として政策に取り組む姿勢が確認されました。
玉木代表は、自身の行動を反省しながらも「政策本位で党としての目標を実現する」との決意を示しています。
国民としては、「手取りを増やす」政策に期待して投票したわけなので、国民民主党がここでだめになることは絶対にあってはならないわけです。なんとしても頑張っていただきたいところですよね。
ほんと、税金って高いですもん。ぽんぽこのマンションも管理費値上げ、住宅ローン金利値上げで、頭抱えちゃいます。
ふと、思ったのですが、これがですよ、『石破総理の不倫発覚』ってニュースだったら、大仰天ですよ。
玉木代表だから、あーそうねーって思うけど、石破総理・・・ うううっ・・・あり得ない。
冴島じゃないですが、キモッ!!って言いたくなります。
政治家の不倫は許されるのか?
「民王R」の木下(中身は武藤泰山)のセリフにも、不倫は三度したことがあると言っていますが、政治家の不倫って、どのくらい許されないものなのでしょうか?
武藤泰山は、三度不倫したことがある!
木下(中身は武藤泰山):最初は意地で始めたことかもしれん。でも、今は違う。知らなきゃいけないと思ったんだ。君みたいな若者が、この言いようのない孤独の中でどんな思いをして生きているのか。どうして人生を棒に振りかねない選択をしてしまったのか。本当は、もう一度マラソンやりたいんだろ?お前さんの体、官邸まで走ったのにぴんぴんしてたよ。大したもんだ。
武藤総理(中身は木下):なんだよ、こんなもの。どうせ俺はもう走れないんだ。
木下(中身は武藤泰山):疲れたら、、、疲れたら足を止めてもいい。うつむいてもいい。だが、また走り出したくなったとき、最低限目の前に走れる道を用意する。それが政治家の勤めだ。俺は二世だし、人格者でもない。不倫も三度したことがある。
冴島:キモッ
武藤総理(中身は木下):だが、金のために政治家になったわけじゃない。
秘書の冴島からは、「キモッ」の一言が浴びせられただけで終了でした。
一般人だって、不倫している人はいーーーっぱい、いーっぱいいるでしょうしねー。
世の中、聖人君主ばっかりじゃないでしょ。って思います。
まぁ、武藤泰山のように、偉そうに言うことではないでしょうけど(むしろ、自慢だったのか?)。。。
泰山は、世間にはバレていないので、辞職することはないようですね。
不倫した政治家
不倫した政治家をリストアップしてみました。
日本の政治家 近代
政治家名 | 不倫の詳細と経緯 | 発生年 | 辞職の有無 |
---|---|---|---|
田中角栄 | 日本の政治家で最も有名な存在の一つである田中角栄氏は、多くの女性との交際があったとされています。角栄氏の「愛人政治家」のイメージは公然の秘密でしたが、彼の政治的地位にはほとんど影響を与えませんでした。 | 1960-70年代 | 辞職せず |
宇野宗助 | 6月に首相に就任した宇野氏は、週刊誌で過去の愛人問題が報じられました。女性に関係を迫り、デートの際に割り勘を強要するなどの行動が「ケチな男」と言われ不評を買い、7月の参議院選挙で自民党の大敗も重なり、わずか69日後の8月に党の意向もあり辞職に追い込まれました。 | 1989年 | 辞職 |
松浪健四郎 | 元衆議院議員である松浪氏は、複数の女性と関係を持っていたとされていますが、これが報じられたものの、辞職には至りませんでした。妻以外の女性との交際は政界でも広く知られていたものの、大きなスキャンダルとはならず、その後も議員としての活動を続けました。 | 1990年代 | 辞職せず |
鳩山由紀夫 | 鳩山由紀夫元首相にも不倫疑惑が報じられましたが、詳細な証拠がなく、政治活動に大きな影響を与えることはありませんでした。元首相としての地位を失うことなく、政治家として活動を続けました。 | 2000年代 | 辞職せず |
宮崎謙介 | 2016年、宮崎謙介元衆議院議員は、妻の妊娠中に不倫が報じられました。週刊誌によって不倫相手との関係が暴露され、彼は議員辞職を決意しました。この不倫問題は大きな世間の批判を浴び、政治家としてのキャリアが終わりを迎えました。 | 2016年 | 辞職 |
橋本健 | 2016年、神戸市議会議員の橋本氏は、フリーアナウンサーの斉藤里恵さんとの不倫が発覚しました。橋本氏は報道後、神戸市議会議員として辞任しました。市民やメディアからの激しい批判を受けて、最終的に辞職することとなりました。 | 2016年 | 辞職 |
甘利明 | 2016年、甘利明元経済再生担当大臣は、不倫報道があったものの、辞職の理由は不倫ではなく、収賄疑惑に起因するものでした。収賄問題が大きく報じられたことが辞職の決定的な要因でした。 | 2016年 | 辞職(不倫以外が理由) |
中川俊直 | 2017年、自民党の中川俊直氏の不倫報道が流れました。報道によると、不倫相手に暴力を振るったり、ストーカー行為をしたとされています。これを受けて、彼は自民党を離党し、その後、議員辞職に追い込まれました。 | 2017年 | 辞職 |
細野豪志 | 2017年、細野豪志元民主党議員に不倫報道がありました。報道によると、複数の女性と交際していたとのことです。この不倫報道は大きな注目を集め、細野氏は党を離党しましたが、議員職は続けました。その後、無所属として活動し、後に立憲民主党に参加しました。 | 2017年 | 辞職せず(党を離党) |
山尾志桜里 | 2017年、既婚の弁護士との不倫疑惑が週刊誌に報じられました。山尾氏は当初、否定していましたが、後に事実を認め謝罪しました。報道後、民進党を離党しましたが、議員辞職はしませんでした。その後、無所属で活動を続け、後に立憲民主党に加入しました。 | 2017年 | 辞職せず(民進党を離党) |
そういえばいたよねーっていうお名前がズラリ。
辞職する方が若干少ないようです。宮崎健介氏は、妊娠中の不倫が大々的に報じられたことから辞職に追い込まれましたが、最近はコメンテーターとしてテレビに出ていますよね。
つい、テレビに出ているのを見ると、「あっ、この人、不倫問題で辞めた人だー」って見てしまいます。やっぱり記憶には残ってしまいますね。
宇野宗助は酷かった。まだ子供の頃だったので記憶はあいまいなのですが、あんまりさえない感じの黒縁メガネのおじさんなので、こんな人でも愛人がいるんだなーって思いました。2カ月ほどで退陣なので、短かったのに、スキャンダルがらみで記憶に残っちゃってます。
中川俊直氏の場合も、暴力やストーカー行為ということであれば、刑事罰なので辞職理由は不倫そのものではないと考えてよいでしょう。
日本の政治家 明治~昭和
政治家名 | 不倫の詳細と経緯 | 発生年 | 辞職の有無 |
---|---|---|---|
伊藤博文 | 明治時代の初代内閣制度創設者であり、外務大臣などを歴任した伊藤博文には、複数の愛人との関係があったとされています。特に、女性関係が公然の秘密とされていたことから、政治家としての業績とともに私生活も注目されました。 | 明治時代(1900年代初頭) | 辞職せず |
西園寺公望 | 日本の内閣制度や外交に多大な影響を与えた西園寺公望も、複数の愛人との関係があったと伝えられています。しかし、彼の政治活動においては、私生活のスキャンダルは影響を与えることなく、内閣総理大臣や外務大臣を務めました。 | 明治~大正時代 | 辞職せず |
原敬 | 日本の第20代内閣総理大臣で、原敬内閣を創設した原敬も愛人との関係があったことが報じられていますが、その私生活はあまり政治に影響を与えることなく続きました。彼はその後、暗殺により政治家としてのキャリアを終えました。 | 大正時代(1920年代) | 辞職せず(暗殺により) |
大隈重信 | 日本の内閣制度創設に貢献した大隈重信も不倫の噂がありました。政治家としての業績が大きく、私生活の問題が直接的な問題となることはありませんでした。 | 明治時代~大正時代 | 辞職せず |
犬養毅 | 日本の政治家・内閣総理大臣であった犬養毅は、私生活でも複数の女性との関係がありました。特に、愛人との間に子どもが生まれ、その後の家族問題が取り上げられましたが、辞職には至りませんでした。 | 昭和時代(1930年代) | 辞職せず |
東條英機 | 第二次世界大戦時の内閣総理大臣であり、戦犯として連合国に逮捕された東條英機も私生活で女性関係が取り沙汰されていました。彼の不倫についてはあまり詳細な記録は残っていませんが、戦争責任で注目されました。 | 昭和時代(1940年代) | 辞職せず(戦犯として逮捕) |
田中義一 | 内閣総理大臣を務めた田中義一は、不倫問題で大きなスキャンダルを引き起こしましたが、その後も政治活動を続けました。実際、私生活の問題が公に出た後も辞職には至りませんでした。 | 昭和時代(1930年代) | 辞職せず |
松方正義 | 内閣総理大臣として活躍した松方正義も、私生活において不倫関係があったことが知られていますが、政治活動においてその問題が辞職に至るような影響を及ぼすことはありませんでした。 | 明治時代~大正時代 | 辞職せず |
高橋是清 | 財政家であり内閣総理大臣も務めた高橋是清には、不倫に関する記録がありますが、その私生活は政治に対する評価に大きな影響を与えることはありませんでした。 | 昭和初期(1930年代) | 辞職せず(後に暗殺) |
吉田茂 | 吉田茂は、戦後の日本政治に多大な影響を与えた人物であり、私生活においても複数の女性との関係が報じられました。しかし、彼の業績と影響力は非常に大きく、不倫問題で辞職することはありませんでした。 | 昭和時代(1940年代~1950年代) | 辞職せず |
一万円札になった「伊藤博文」や早稲田大学の創業者である「大隈重信」もいますねー。
外国の政治家
政治家名 | 不倫の詳細と経緯 | 発生年 | 辞職の有無 |
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ジャック・ケネディ (アメリカ) | アメリカの第35代大統領ジョン・F・ケネディは、任期中に多くの女性との関係があったとされ、特に女優マリリン・モンローとの関係が有名です。これらのスキャンダルは広く知られていますが、大統領任期中は辞職しませんでした。 | 1960年代 | 辞職せず |
ジョン・プロファモ(イギリス) | 英国保守党の国防大臣だったジョン・プロファムは、「プロファモ事件」として知られる不倫スキャンダルが発覚。モデルでありコールガールのクリスティーン・キーラーと関係を持ちましたが、彼女がソ連のスパイとも関係を持っていたことが問題視されました。 | 1963年 | 辞職 |
シルヴィオ・ベルルスコーニ (イタリア) | イタリアの元首相シルヴィオ・ベルルスコーニは、数々の不倫とスキャンダルで知られ、特に若い女性との関係が報じられました。これらのスキャンダルに関して辞職したことはなく、政治家としての地位を守り続けました。 | 2000年代~2010年代 | 辞職せず |
ビル・クリントン (アメリカ) | アメリカの第42代大統領ビル・クリントンは、ホワイトハウスのインターンであるモニカ・ルインスキーとの不倫が発覚。スキャンダルがメディアを賑わせ、彼は一時的に弾劾を受けたが、最終的には辞職することなく大統領職を続けた。 | 1998年 | 辞職せず |
フランソワ・ミッテラン (フランス) | 公然の秘密として愛人の存在が知られていました。彼にはアン・パンジョ(Anne Pingeot)という愛人がいて、彼女との間に娘のマザリン・パンジョがいました。 | 1995年 | 辞職せず |
デイヴィッド・キャメロン (イギリス) | イギリスの元首相デイヴィッド・キャメロンには、任期中に不倫関係があったとの噂があり、メディアで度々報じられた。しかし、これに関して正式に認められたことはなく、辞職には至らなかった。 | 2000年代 | 辞職せず |
フランソワ・オランド (フランス) | フランスの元大統領フランソワ・オランドは、元パートナーであるヴァレリー・トリエヴェイレと長年の関係を持ち、また別の女性との不倫関係が明るみに出ました。このスキャンダルは大きな注目を集めましたが、彼は辞職することなく任期を全うしました。 | 2014年 | 辞職せず |
デイヴィッド・ペトレウス (アメリカ) | アメリカ陸軍の元司令官デイヴィッド・ペトレウスは、元部下との不倫が発覚。その後、情報漏洩やセキュリティー違反の疑いも報じられ、社会的な信用を大きく失いましたが、政治的な辞職はせず。 | 2012年 | 辞職せず |
アラン・ジョンソン (アメリカ) | アメリカの元上院議員アラン・ジョンソンは、その任期中に複数の女性との不倫が明らかになり、メディアに取り上げられましたが、最終的に議員職を辞めることはありませんでした。 | 2000年代 | 辞職せず |
エリオット・スピッツァー(アメリカ) | 2008年、ニューヨーク州知事在任中、売春スキャンダルが発覚し、高額な売春サービスを利用していたことが報じられ、辞職しました。 | (2007年~2008年) | 辞職 |
エンリコ・レッタ (イタリア) | イタリアの元首相エンリコ・レッタは、長年のパートナーと別れた後、若い女性との関係が取り沙汰されました。スキャンダルとなり政治家としてのイメージに影響が出ましたが、辞職には至りませんでした。 | 2010年代 | 辞職せず |
外国の政治家で辞職したのは二人。
ジョン・プロファモは、不倫が問題というより、ソ連のスパイとの関係を持ったことが問題視されています。
ニューヨーク州の刑法では、買春は違法です。そのため、エリオット・スピッアは、ニューヨーク州知事でありながら、高額な売春サービスを利用したという刑事罰が科されているので、こちらも不倫というより買春が問題視され辞職に追い込まれています。
感想
明治~昭和にかけては、時代的な背景もあり、不倫はそれほど問題にならなかったのかなと思います。
外国では、調べればもっとあるのかもしれませんが、カルチャーの違いもあるのかなと思います。一夫多妻制の国もあるでしょうし、考え方が違えば対応も違っていますしね。
近年の日本では、不倫(買春ではない)は、政治家は公人なので同義的に問題だということのようですね。結局、道義的に問題だとして辞職するケースと、道義的な問題はあるものの辞職するほどではないケースが混在していて、報道で大きな問題となった場合や、刑事事件に絡んでいる場合は辞職となるようです。
国民に「不倫しましたごめんなさい」っていうより、奥様や家族に対して言えばいいんじゃないですかね?
玉木代表のケースでは、脇があまいと言わざるを得ない部分はあるにしても、この件がこのタイミングで週刊誌ネタになったことに、ある意図があるような気がしてなりません。
ぽんぽこは、政治家である前に人でしょうから、ちゃんと国民のために働いてくれれば、他人がとやかく言うことでもないと思いますが、皆さんはどう思いますか?
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